「衣替え」を暮らしを整えるきっかけにしてみませんか?

2025.06.03

こんにちは。

料亭旅館三田清プランナーの細野です。

今年も6月に入りました。

日中の気温も高くなったり低くなったり
不安定ではありますが、徐々に高くなりだしています。

そろそろ冬物をしまって夏物を出す衣替えの時期ですね。

 

衣替えの習慣はなんと平安時代まで遡ると言われています。

当時の宮中では「更衣(こうい)」という
年に2回の衣服の交換が行われており、

江戸時代には庶民にも年4回の衣替えが定着していきました。

現代では6月と10月の年2回が一般的でしょうか。

制服や仕事着が変わるのもこのタイミングですね。

最近は気温も暑いので1月ほど前倒しにしている会社も
多いかと思います。

 

6月は梅雨入りの時期なので、
湿度も高くなり気温も30度近くまで上がる日も。

服の選定が合わないと、汗ばみやすく、
体調を崩す原因にもなりかねません。

そういった意味でも風通しの良さや
吸湿性に優れた服を準備することは大事なのですね。

 

また、衣替えは単に季節に応じた服に入れ替えるだけでなく、
暮らしを見直す良い機会ではないでしょうか。

結局1年以上着なかった服やサイズが合わなくなった服、
傷んできた服を思い切って処分すると
クローゼットもスッキリ、気分も爽快になりますよ。

 

年齢に応じたファッションを考えたり、
自分の望むスタイルを見直すタイミングとしてもいいですね。

 

最近ではいらなくなった服をフリマアプリに出品したり、
リサイクルに出すことで環境にやさしい衣替えを
実践しておられる方も増えているようです。

衣替えを通じてサステナブルな暮らしに
一歩踏み出すのも素敵じゃないでしょうか。

 

かつては社会全体の行事としてという
ニュアンスも強かった衣替えですが、

近年ではエアコンも当たり前にあり、
ライフスタイルも多様化しているので、

ムリに6月にこだわらず、天気予報や体調を
チェックしながら自分にあったタイミングで
衣替えをするのが良いと思います。

 

服装ひとつで、日々の気分も変わるもの。

この季節の変わり目をきっかけに、
身の回りを整え、気持ちよく夏を迎えられる
準備をしてみてはいかがでしょう。

 

そして、衣替えで気持ちも変わられましたら、
食事を通じて日々をさらに充実させませんか?

 

当館では法事や記念日などご親族さまなどが
集まる際のお食事はもちろん、

ただただ美味しい食事と風情のある空間での
体験を楽しみたいというお客様も多くいらっしゃいます。

ただでさえ雨も多く気持ちも塞ぎがちな季節ですが、
当館ですごされる時間の中では雨音も
大変心地よかったとご感想をいただいたこともございます。

 

従業員一同、お客様のご来館を心よりお待ちしております。