新年をすがすがしく迎えるために

2025.12.01

こんにちは。

料亭旅館三田清プランナーの細野です。

12月に入り、いよいよ街の空気も
慌ただしくなってきました。

仕事やプライベートで一年を振り返ることが増え、
気づけば「そろそろ家の大掃除もしなきゃ」と
考える時期ではないでしょうか。

毎年のこととはいえ、せっかくの休みを使って
1日かけて掃除するのですから、腰も重くなりますよね。

 

本当は夏にやるほうが油汚れなども落ちやすいし、
手も冷たくなくて楽という意見もありますが、
大掃除って精神的な意味合いも大きいようですね。

 

大掃除は元々宮中行事である
「煤払い(すすはらい)」がルーツといわれています。

一年の災いや汚れを祓い、
新しい年の神様を迎えるための大切な儀式でした。

現代の私たちも、
汚れを落として気持ちをすっきりさせて、
新たな年を迎えたいという気持ちが
無意識にはたらくのかもしれません。

 

とはいえ、1日でに家中を
一気にきれいにしようとすると、
作業としても大変ですし、気持ちも重くなりませんか。

そこでおすすめしたいのが、「小さく始める大掃除」です。

たとえば、12月の◯曜日と○曜日、
1日1エリアだけのように決めて取り組む。

玄関のたたき、キッチンの水まわり、
リビングの棚ひとつだけなど、
少しずつ進めることで負担がぐっと軽くなります。

 

もう一つのコツは、
「捨てる基準を先に決めておく」こと。

1年間使わなかった物は思い切って手放す、

壊れたまま放置していた物は感謝して処分するなど、

ルールを設けると迷いが減り、
作業がスムーズになりますよ。

 

大掃除を通して家がきれいになっていくと、
不思議と気持ちも透き通ってきませんか?

忙しさのなかで置き去りにしていた気持ちや、
今年やり残したことを自然と思い出したり、
新しい年に向けて挑戦したいことが浮かんでくる方も
多いのではないでしょうか。

掃除は、ただ家をきれいにするだけでなく、
自分自身を整える時間でもあるのだと感じます。

 

慌ただしい12月ですが、
完璧を目指さず「できる範囲で少しずつ」。

そんな気持ちで取り組む大掃除が、
きっと新しい一年を気持ちよく迎える力になってくれるはずです。

皆さまが穏やかな気持ちで
年末を過ごせますようにお祈りしております。

 

そして、新しい一年のスタートには、
ご自宅で料亭ならではの味が楽しめる
本格派のおせちはいかがでしょうか

ご予約締切が12月10日に迫っておりますので、
ご用命はお早めにお願いいたします。

 

ご予約・お問い合わせ

 

本年は特段のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
新年も料亭旅館三田清を何卒宜しくお願いいたします。